「OEM」とは「Original Equipment Manufacture」の略で、自社で製造した製品を自社ブランドではなく、他社のブランドで販売する製造業者のことです。
工場や製造設備がなくても、OEM製造会社に製造を委託することにより、初期投資等のコストを抑えて自社ブランドの商品を作ることができます。

化粧品を自分で作り、自分で使うことは問題ありませんが、化粧品を製造するには、「化粧品製造業」の認可が、製造販売するには「化粧品製造販売業」の許可が必要です。
許可を持たない個人または法人が販売することは、法律で禁止されています。
化粧品製造販売業許可をお持ちでない場合は、化粧品OEMメーカーが製造販売元になることで、化粧品を販売することが可能になります。

OEMを依頼される際に一番大事なのは、「事前に商品のコンセプトをしっかり決めておく」ことです。具体的に商品アイテム、売りとなるコンセプト、配合する原料のイメージを事前にご準備いただけますと、商品化がスムーズに進みます。

弊社はお客様のニーズに合わせて、化粧品・医薬部外品の研究開発から製造まで行います。詳しくは「化粧品OEM製造の流れ」でご案内しています。ご依頼前にぜひご一読ください。

もちろんです。弊社はこれまで、化粧品会社だけではなく、食品会社、ヘアサロン、エステサロン、アパレルなどさまざまな業種からご依頼をいただいております。一見、化粧品と結びつかないような業界から画期的な商品が生まれる場合もありますので、お気軽にご相談ください。

スキンケアを主に取り扱っておりますが、その他にもさまざまなカテゴリーでの開発実績がございます。詳しくは弊社担当者におたずねください。

基本的に処方確定まで無償で行っております。一部高額な原料を使用した場合は、別途原料代をご請求させていただく場合もございます。
また、「販売前に代理店へサンプルを配布したいので50セット作製してほしい」といった場合など、処方確定後の再試作につきましては、有償となる場合がございます。

目安として2～3週間とお考えください。ただし、香料や特殊な原料については調達するのにお時間がかかることがございますのでご了承ください。

化粧品原料として規格及び安全性・安定性が確認済みで、それらを証明する書類が整っており、実績のあるものであれば可能です。
規格及び安全性を証明する書類（下記4項目）をご用意の上ご相談下さい。
(1)成分分析試験成績書
(2)製品規格書
(3)SDS／安全性データシート
(4)化粧品表示名称資料

価格はバルクの成分や剤形、容器形状、仕様、内容量、ロット数などによって変動いたします。ご要望にお応えできるよう処方・仕様などを検討いたしますので、ご相談ください。

500個～製造可能です。
しかし容器やパッケージの選択肢が少なくなり、単価が割高になりますため1,000個～をお勧めしております。
経済ロットは一般的に3000個～、業務用については別途ご相談ください。

全ての商品がオーダーメイドとなるため、開発～商品化それぞれにかかる期間は商品によって異なります。目安となる期間は下記の通りです。
・サンプル作成……約2～3週間×試作回数
・経時安定性試験期間……処方決定から約3か月
・資材調達……容器、パッケージ、デザイン等、仕様決定後約3か月
・製造、生産……基本的に受注から約45～60日
ただし、原料や資材の調達リードタイム、また商品やロット数によっても、前後する場合がございます。

お客様からご支給いただくことも、弊社で調達することも可能です。
弊社で調達する場合は、協力メーカーから、お客様のイメージに合う容器をご提案いたします。
ご支給容器については、容器と中身の相性テストを行い、弊社資材基準に達しない場合は、お受けできない場合もございます。

弊社は薬事に関し専門のスタッフが在籍しています。商品化が決まりましたら、薬機法に基づき、届け出業務や裏面表示作成などのサポートを行いますのでご安心ください。